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コロナ禍の中での運動不足を解消!すぐにできる健康管理方法とおすすめアプリ

img-ランニング 新型コロナウイルス感染症拡大防止のために在宅勤務や外出自粛が推奨されたことに伴い、健康管理方法の基礎である「運動不足の解消方法」に現在注目が集まっています。 コロナウィルスの感染が拡大する前から日本では「健康」に関するテーマが注目されており、テレビを付けると健康に関する番組を目にする事は多かったと思います。今は更に拍車が掛かり、SNS上やネットニュース等でも頻繁に「健康」テーマを見かけるようになりました。また、医学誌「National Geographic」に発表された論文によると、コロナウイルスは、高血圧や糖尿病、心臓病などの基礎疾患のある人が重症化する傾向とあります。このような免疫力の低い方などに移さない為にも、まずは一人ひとりの健康管理をしっかり行う事が重要であり、健康に対する意識も高まっています。 そこで今回は「新しい生活様式」を見据えた健康管理方法とおすすめアプリを紹介します。

●コロナに伴う健康意識の変化

オムロン ヘルスケア株式会社が3万人の会員を対象に「コロナウイルス感染症の流行下における意識や生活の変化に関するアンケート」 を行った結果、「健康に関する意識が変化した」と8割以上の方が回答しています。 この調査対象は、同社が提供する健康アプリ「OMRON connect(オムロン コネクト)」でこのアプリと接続できる対応機器(体重計、血圧、温度計等)をセットで利用しているユーザーです。もともと健康について何かしら関心がある層ではあるものの、それでも、8割以上が「変化した」と回答しているのは驚きの結果です。 では、健康に関する意識はどう変化したのでしょうか? 一番多かった回答は「運動することを心がけるようになった」(35.2%)。次いで「疾患のリスクに関して情報を集めるようになった」(31.6%)、「ストレスを溜めないように心がけるようになった」(29.7%)となっています。 一方で、「生活様式に変化がありましたか?」という問いに対しては「変化があった」と約9割の方が回答しています。そのうち約46%が「運動する機会や運動量が減ったため」と理由付けしています。 通勤や通学が無くなり、運動不足になりがちな環境になったことで個々人の健康に対する意識が高くなっていることが顕著に表れています。

●「アフターコロナ」で人々のライフスタイルはどう変わる?

コロナウイルス感染症の拡大によって「外出自粛」「テレワーク」「ソーシャルディスタンス」が余儀なくされました。 上述したアンケート調査でも、約9割の方が「生活様式に変化があった」と回答している通り、人々のライフスタイルは大きく変化を遂げようとしています。 では具体的にどのような変化があったのでしょうか?

テレワークの増加

仕事での変化としては、出社せずに働く「テレワークの増加」が挙げられます。2020年4月7日に出された緊急事態宣言以降、国内では多くの企業がテレワークを推奨していました。 約2か月後の5月25日には緊急事態宣言が解除され、出社する人も増えてきましたが、これを機に継続してテレワークを行う企業も出てきているようです。弊社でも現時点(7月)でも週に約50%以上のテレワークを推奨しており、今までとは違ったワークスタイルが継続されています。 テレワーク増加に伴い、趣味や運動に励む時間も増える一方、通勤がなくなったことで歩く時間も短くなり、活動量が減ったという声も聞かれます。

外出自粛による消費の変化

もちろん仕事だけでなく、買い物の手段にも変化が出ています。 メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」を提供する株式会社バルクオムが4月に行った「コロナウイルスによるライフスタイルの変化に関する意識調査」によると、2020年1月時点と比較して、「リアル店舗よりもインターネットでの買い物が増えた」と36.5%の人が回答しています。実際、店舗に行く機会が劇的に減り、インターネットでの買い物が増えた結果、どこにも行けないストレス等から自粛中の方が支払い金額が高くなってしまったという人も散見されます。

ソーシャルディスタンス

コロナウイルスの集団感染リスクが高まる要因とされる「3密」(密閉、密集、密接)を避けるために、人と人とが一定の距離を保つ「ソーシャルディスタンス」を意識するよう啓発されています。 緊急事態宣言解除以降も、東京都内では新たな感染者が出ていることなどを考慮すると、人が集まる場所には気軽に足を運びにくいのが現状です。そのため、自宅に引きこもりがちになり、運動をする機会が自然と減ってしまっている人は多いのではないでしょうか。

●すぐにできる健康管理方法と運動不足解消方法

仕事も自宅、買い物も自宅となると、外を歩く機会も減り、運動不足が深刻化してしまいます。そこで本項目では、新しい生活様式に対応した健康管理方法と運動不足解消方法を紹介します。

3密回避のジョギング、ウォーキング

img‐ジョギングイメージ

3密を回避しながら、すぐに取り組める運動といえば、ジョギングやウォーキングが挙げられます。 実際に、緊急事態宣言の最中でもジョギングやウォーキングは問題ないとされていました。 ただ、健康のためといっても、急にジョギングやウォーキングを生活習慣に取り入れるのはなかなかハードルが高いのが現実です。健康状態は、すぐに改善などが見られるものではないため、効果が出ているかどうかの見極めが難しく、モチベーションを維持するのも大変です。 そういった運動のモチベーションを維持に貢献するお勧めアプリやアクティビティをこの後詳しくご紹介ます。

おすすめアプリ

【ASTARI】
img-アイコン図 弊社が提供する健康、アクティビティに寄り添うアプリ「ASTARI」はジョギングやウォーキングのモチベーション維持に最適なアプリです。決済機能が追加され、パートナー企業でのお買い物の際にアプリを利用して決済を行う事ができるようになりました。※ASTARIのサービス自体は2022年12月31日に終了しておりますが、この事業で蓄積できたノウハウを今後の新しいサービスに生かしていきます。

 
 

【カロミル】
img-カロミルアプリアイコン ダイエット、糖質制限などの栄養管理ができる「カロミル」は食事の写真を撮影することで、AIが自動的にカロリーや栄養素を算出してくれます。 一日に必要な栄養素やカロリー量を管理し、栄養バランスを整えることができます。運動と合わせて食事管理を行えばより高い効果が見込めます。近年では、運動と食事のセットで管理してくれるアプリも多数存在し、カロミルもその1つです。上記のASTARIと連携する事が可能で日々の栄養管理と健康管理を一括で行うことができます。

 

【MyFitnessPal】
imag-Myfitnesspalアイコン スポーツ用品メーカー「UNDER ARMOUR」が提供する「MyFitnessPal(マイフィットネスパル)」は、世界中で利用されています。一部有料になってしまいますが、アプリの中でコミュニティに参加したり、目標設定、栄養管理や運動による消費カロリーの計算等を行ってくれます。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスや体重計などと連携して、健康状態を一元管理することができます。    

 
 
 

YouTubeを使ったアクティビティ

img-Youtube コロナ禍ではスポーツジムやフィットネスクラブなどの休業に伴い、YouTubeを活用したアクティビティに注目が集まりました。 そのひとつとして紹介したいのが、チャンネル登録者数349万人を超える(2023年1月現在)Marina Takewaki(竹脇まりな)さんのチャンネルです。宅トレを通して、自分のことをもっと好きにな人が増えて欲しいという夢を持って配信しています。掲載されている動画には、自宅で簡単にできるストレッチやダンス、筋トレなどが難易度別に網羅されており、普段身体を動かす機会が少ない方におすすめです。 また、自宅でできるヨガのYou Tubeチャンネルも人気を呼んでいます。『魔法のヨガ』などの書籍も刊行している「B-life」では、肩こり解消や肩甲骨のほぐし方などのヨガ動画がそろっています。こちらは腰痛や肩こりに悩んでいる方におすすめです。 男性のストレッチ系YouTuberとして人気をほこるオガトレさんのチャンネルでは、身体が硬い人向けのメニューが多数公開されています。 その中でも、「開脚できるようになるストレッチ!【2週間で開脚ベターっになる方法】」は再生回数が1951万回(2023年1月時点)を超える人気動画です。

●まとめ

Withコロナになり、早3年になろうとしています。(2023年1月現在)With コロナに慣れてきたとはいえ、働き方、生活の仕方、さまざまな場面で3年前とは変わってしまいました。
「新しい生活様式」で、これからもウィルスに勝ち進むためには、健康管理は欠かせません。 今回紹介した運動不足の解消方法、健康管理アプリなどを取り入れ、健康的な体づくりを目指していきましょう。

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