コラム Column

交通と商業・観光等を有機的に連携させるマルチモーダルMaaSが地域課題を解決する

連携施策紹介

沖縄MaaSを推進する上で重要な施策3つをご紹介します。

① 浦添市 交通施策連携/商業観光連携

浦添市は以下、2つの大きな軸があります。

1.交通施策連携
浦添市には公共交通の分担率、利用率を上げていく目標があり、AIオンデマンドバスやシェアサイクルといった交通施策を実施しています。沖縄MaaSとも連携を深め、6月末からオンデマンドバスの1日乗車券の販売を開始しました。
現在、浦添市の都市計画課と新たなモビリティ施策を視野に入れた連携検討を進めています。

2.商業観光連携

浦添市では観光・商業・飲食連携として、浦添市観光協会のサポートのもと沖縄MaaSの地域加盟店として10以上の店舗が参加しています。

今後更なる拡充を目指して協議を進めています。

②ゼンリン 移動データ活用

移動データをゼンリンの保有する地図情報に重ね合わせ、交通課題の可視化、地域に合わせた移動の最適化を目指し、データ利活用分野での協業を実現しています。これにより、さらに高度なデータ利活用体制を構築できるようになっています。

③あいおいニッセイ同和損保 MaaS保険

「MaaS保険」は忘れ物をした際、捜索を届ける際の費用を負担する保険サービスです。

今年6月に実証としてのサービスは終了していますが、最大の成果は、運営者、参画事業者、コールセンターを含めたMaaSでの保険を実現するというスキームを構築できたことにあります。このノウハウを利用して今後は他領域へのサービス展開を考えています。

沖縄MaaSについてのまとめ

沖縄MaaSでは主に3つの成果をあげることができました。

成果① マルチモーダル実現

成果の1つ目はマルチモーダルの実現です。多くの鉄道(1社)、船舶(4社)、バス(11社)、タクシー(8社)事業者に参画いただけたことで、MaaSの取り組みとして有意義な取り組みを実現できました。

成果② 周辺サービス連携

成果の2つ目は周辺サービス連携です。MaaSの肝となる周辺商業施設、観光施設との連携が実現でき、利便性は増しています。今後も共通ポイント連携、データ利活用施策をなど、更なるサービス拡充を目指し、取り組みを進めています。

成果③ サービス継続

成果の3つ目はサービス継続です。昨年度、国土交通省の補助事業に選定いただいた後に実証実験で終わらずに、今年度も新しい機能を追加しながらサービスを継続していることは大きな成果であると評価しています。