コラム Column

持続的な地域社会をつくる「ヘルスケア×決済」TISの目指す健康サービス「ヘルスケアプラットフォーム」における決済とは

3. 継続性の高い地域医療連携を実現する「ヘルスケアパスポート」とは?

「ヘルスケアパスポート」は病院、診療所、検査会社、薬局、それぞれの医療機関で発生したカルテ、レセプト、検査結果などの詳細な情報を、生活者からの同意をベースに蓄積し、共有するためのサービスです。
生活者が日々の生活の状態もスマホから入力することで、生活者に情報共有を承諾された医療従事者や生活者の家族は、生活者の健康状態をより正確に把握できます。

 <ヘルスケアプラットフォームのサービス概要>

ヘルスケアプラットフォームサービス概要

「ヘルスケアパスポート」 3つの特徴

①小さく始めて徐々に拡大が可能
②運用負担の大幅な軽減(生活者からの同意取得の電子化)
③サービス利用型による低コストの実現

「ヘルスケアパスポート」とこれまでの地域医療連携の違い

「ヘルスケアパスポート」と従来の地域医療連携の大きな違いは、医療従事者と利用者がつながる統合型のサービスのため、生活者も自分の健康を時系列で確認できることです。その結果、健康意識が高まり、生活者本人の行動変容の促進につながります。

<従来の地域医療連携システムとの違い>
従来のサービスとの比較図

●クラウド型のサービスにより、初期費用や運用コストの負担を大きく回避
●プラットフォーム共有型サービスのため、短期間での導入が可能
●すでに医療機関が利用している、ベストプラクティスを最初から導入
●同意取得が端末から電子的に管理されることにより、事務手続きが削減
●医療機関ごとに細かくオプトインを管理
●利用規模に応じたサービス課金型で、スモールスタートが可能
※病院単位から、1次医療圏、3次医療圏まで、さまざまな範囲で導入が可能

「ヘルスケアパスポート」は千葉大学医学部附属病院様の医療監修を受けて開発されました。TISの最新のデジタル技術によるプラットフォームの構築と、千葉大学医学部附属病院様がこれまで培った地域医療情報基盤の実績・医療分野の知見の提供を受けて協業しています。

「ヘルスケアパスポート」の機能について

ヘルスケアデータの共有は以下3つの機能で実現され、それぞれ医療関係者、生活者両方にメリットを創出します。

1.医療従事者向けWebサイト

医療従事者は、Webで患者の過去の医療情報に加え、在宅の状態がよくわかるようになり、患者像を瞬時に捉えた、効率的かつ正確な診察処方などができるようになります。

●患者基本情報(アレルギー、既往歴情報など)
●医療機関の診察、処方などの各種情報共有、時系列表示
●温度板に患者入力のバイタル情報表示
●患者、家族へのメッセージ発信

<診療の流れに沿って患者の状況を把握>
基本情報画面

2.生活者向けスマホアプリ

生活者向けスマホアプリは、医療情報の「開示先」と「開示の同意」のコントロールができます。医療機関から検査結果や処方情報などを自動で取得して表示し、自身のバイタル情報の入力もスマートフォンで行えます。

●情報開示の同意、開示先施設のコントロール
●検査結果、処方情報の自動取得、生活メモのタイムライン表示
●バイタル情報の入力(アップルヘルスケア自動連携)
●医療機関、家族からのメッセージの受信

<施設外にいても生活者が医療と情報でつながります>
アプリ

3.KIOSK端末(スマートフォンを持たない方に)

スマートフォンを持たない生活者でも、医療機関にあるKIOSK端末で登録することで、ヘルスケアパスポートをお使いいただけます。

●KIOSK端末への登録で医療情報と連携が可能

□ヘルスケアパスポートで共有される情報

ヘルスケアパスポートで共有される情報の内容

「生活者起点」でつながる、さまざまなサービス

「ヘルスケアパスポート」は、生活者を起点にマイナポータルや、決済・教育・移動のプラットフォームなどとも連携しながら、ヘルスケアにとどまらない利便性を提供していきます。

<オープンAPIで様々なサービスと連携(今後の展開イメージ)>

オープンAPIで様々なサービスと連携

4. ヘルスケア×決済がつくる持続的な地域社会

これまでヘルスケアについてお話してきましたが、そこに決済を掛け合わせることで実現したい社会を2つご紹介します。

1.医療機関内での決済DXを実現

医療機関に向けフリクションレスな精算、後払いを実現します。
●生活者の精算の手間と待ち時間による3密状態を解消
●医療事務の方々の回収の手間と漏れを軽減
●医療情報と連携した保険請求の自動化

2.日々の健康増進でのDXを実現

ヘルスケアサービスでの購買をもとに、生活者に適切なサービス提案を行います。
●ポイントやクーポンなどによる健康増進継続の動機づけ
●健康サービス企業との連携
●ヘルスケアマーケティングDXサービス[ASTARI]

<オープンAPIでさまざまなサービスと連携>

イメージ図

5.まとめ

ヘルスケアパスポートは地域医療連携だけではなく、さまざまな健康サービスを利用しながら生活者の日々の健康づくりを支え、それが日常生活における行動変容につながると考えています。医療機関サービス提供企業と協力しながら、末永く健康的に送れる社会の実現に向けて皆様と共にサービスを進めていきたいと考えています。

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