ナッジ株式会社(Nudge Inc.)様

PAYCIERGE(ペイシェルジュ)ソリューション お客さまの声

ブランドプリペイドをベースとした
“使いたくなる”次世代クレジットカードで金融サービスを変える

ナッジ株式会社(Nudge Inc.)様

未来の金融体験を創り出す新しいクレジットカード『Nudge(ナッジ)カード』でチャレンジャーバンクを目指す、ナッジ株式会社。代表の沖田様にビジネスの背景から導入、今後の展望までお話を伺いました。

PAYCIERGE(ペイシェルジュ)のソリューション

ブランドプリペイドプロセッシングサービス

ブランドプリペイドプロセッシングサービス

ブランドプリペイドプロセッシングサービスは、ブランドプリペイドカードの発行・運営に必要なサービスをワンストップで提供するサービスです。ブランド付きのプリペイドカードに対する需要が高まっている背景には、法改正によるクレジットマーケットの冷え込みや海外渡航者の増加があります。また、ネット通販やオンラインゲームでの使い過ぎ防止、カード情報漏えいのリスクヘッジなどを目的に、ネット限定のバーチャルプリペイドカードに対するニーズも増加しています。本サービスを利用すれば、カード会員に多様な選択肢を提供できるようになります。

ナッジ株式会社(Nudge Inc.)

ナッジ沖田氏

代表・沖田 貴史氏

代表の沖田氏は大手金融機関や企業など400社以上が加盟する「一般社団法人Fintech協会」代表理事会長。SBIベリトランスCEOなどを経て同社を設立したFintechの第一人者が、未来の金融体験を創り出す新しいクレジットカード『Nudge(ナッジ)』でチャレンジャーバンクを目指す。

本社  :100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB
設立  :2020年2月12日
代表  :沖田 貴史
資本金 :5,000万円(2021年1月現在)
事業内容:次世代の提携クレジットカードNudge(ナッジ)の運用
https://nudge.works

ビジネスの背景

~新世代のクレジットカードで、チャレンジャーバンクを目指す~

金融におけるDXの推進は、銀行にとっての大きな課題です。私は2019年まで3年間SBI Ripple AsiaのCEOとしてブロックチェーン技術のアジアでの実用化に携わり、その当時から銀行にはDXが必要だと考えていました。しかし日本の銀行は急速な変化を望まない傾向があり、現状イノベーションが進んでいるとは言えません。米国やヨーロッパ、中国では、ここ数年スタートアップが銀行を突き上げて結果的に金融サービスのDXが進みました。一方で、日本にはそうしたスタートアップがなく、金融サービスのDXがなかなか進みません。私も金融審議会専門委員の立場から提言してきましたが、あまり効果は出ていません。それなら私たちがスタートアップとなり実行しようと、ナッジ株式会社を立ち上げました。チャレンジャーバンクを目指すその第1弾が「Nudge(ナッジ)カード」です。

サービスコンセプトと課題

~シンプルな審査で“使いやすく”“使いたくなる”カードを~

アプリイメージ

スマホアプリで簡単に申し込める

 Nudgeカードで実現したいことは大きく2つありました。

 1つ目は『使いやすいカード』であることです。ターゲットは20代〜30代の比較的若い層なので、「アプリで申し込めるシンプルな審査」と「自由に使える便利な機能」を実装して、ファーストカードにもなる「次世代の提携クレジットカード」を目指しました。

 

クラブカード

ファンが「推し」を応援できるスポーツチームやアーティストと連携したカード

 2つ目は『使いたくなるカード』であることです。従来のカードにもポイント還元などインセンティブはありましたが、「楽しい金融サービス」の視点が欠けているように思います。使いやすさはクレジットカードの必要条件ですが、それだけでみなさんのニーズを満たすとは考えていません。そこでNudgeカードには「ファンカードとしての楽しさ(クラブ機能)」をプラスしました。これは自分の好きなスポーツチーム、アーティストやアニメと提携したカードを使うことで、応援する相手や作品が支援される仕組みです。応援する側もカードの利用に応じてオリジナル画像や動画などの特典※を受け取ることができます。グッズを購入したり、有料ファンクラブに入るのではなく、カードを使うだけでファンが「推し」を応援できる、使って楽しい機能です。
※特典は提携カードの提携先により異なります

~実現にあたっての課題~

 しかし、解決すべき問題もありました。クレジットカードビジネスの立ち上げには多額の導入コストがかかります。スタートアップが数百億、数千億と投資することは現実的ではありません。また提携クレジットカードには5〜10万枚程度の発行枚数が必要と言われており、これは地域密着型のスポーツチームやアーティストを応援するファンカードとしては難しい数です。「クラブ機能」を実現するためには、小ロットで多品質のカード発行が必要でした。そこで今年5月に規制が緩和された「登録少額包括信用購入あっせん事業者のライセンス」と「ブランドプリペイド」を組み合わせた新しいクレジットカードの実現を目指し、スタートアップでも安価で素早く 導入できる『API型ブランドプリペイドプロセッシングサービス』をこのカードに応用できないか、TISに相談しました。API型のプリペイドカード向けシステムが使えれば、コストと小ロットの問題を同時に解決できるとの期待がありました。

TISを選んだ理由

~高品質なAPI型ブランドプリペイドプロセッシングサービス~

 基幹にあたるプロセッシング部分の選択肢は2つありました。ひとつは自社開発で、もうひとつはプロセッシングサービスの利用です。しかし、Nudgeカードの最優先ミッションはユーザー体験(UX)を良くすることで、バックグラウンドのシステムがボトルネックとなりUXが悪くなるようでは問題です。やはり決済領域に実績のあるパートナーに任せて、私たちはフロントにリソースを集中すべきだろうと判断しました。Fintechのグローバルプレーヤーや、クレジットカードシステムを提供するカード会社、ブランドプリペイドプロセッシングサービスをAPIで提供しているTISなど数社のサービスを検討して、プロセッシング部分についてはTISの「API型ブランドプリペイドプロセッシングサービス」を採用することにしました。
 私たちは、ユーザー体験の観点から最もしてはいけないことは「クレジットカードが使えない」ことであり、アプリやUIの質を高めることも重要ですが、それよりも「使えない」ことが決定的にUXを悪くすると考えています。その視点で決済領域を任せるパートナーを考えた時に、TISにはセキュアな環境はもちろん、システムの可用性についても非常に高い技術と実績がありました。極端な話、ナッジのシステムが止まっても、カード決済側のシステムが稼働していればカードは使えるし、実際にそうしたシステムを設計していただきました。決済を止めないためのシステムとノウハウを持っていることが、私たちがTISを選んだ大きな理由です。
 また、Nudgeカードのような「ブランドプリペイドをベースにしたクレジットカード」はおそらく国内で初の取り組みになりますが、それに対し前例がないと嫌がるのではなく、むしろ積極的に捉えていただけたことも理由として⼤きかったと思います。 カードがブランド加盟店で使えること、タッチ決済が使えることもユーザー体験の観点では重要で、これらの機能がAPIであらかじめ用意されていることも良かったと思います。

今後の展望

~「Nudgeカード」を起点に新しいサービスを展開~

 Nudgeカードの一般申し込みが9月2日にスタートしました。これからが本当の勝負と捉え、今後さらに便利な機能や楽しい使い方を広げていきたいと思います。このカードは将来的に与信限度額を上げることも可能なシステムになっており、API型のサービスを採用しているため機能の拡張性もあります。例えばチケット発券や資産運用、保険などチャレンジャーバンクとしてNudgeカードを起点に新しいサービスの展開も考えていきたいと思います。ここまで一緒に進めてくれたTISには、今後の運用についても携わっていただきます。これからも私たちのパートナーとして、Nudgeカードをよりよいカードにしてくれると期待しています。

お客様の声

ナッジ沖田氏

代表・沖田 貴史氏

 今回の導入はTISに率先して動いていただき、決済システム自体は想定より早く仕上げることができました。おかげさまでトラブルもなく、とてもスムーズに進められました。また国際ブランドとの調整についても、TISには相当ご支援いただきました。私もこの業界は長いので、国際ブランドやアクワイアリング周りの業務や事情について他のスタートアップより詳しいと自負しておりますが、それでもTISの協力がなければ、多分今回のプロジェクトはやりきれなかったと思います。頼れるパートナーとして今後の運用についても期待しています。

取材日/

PAYCIERGE(ペイシェルジュ)のソリューション

ブランドプリペイドプロセッシングサービス

ブランドプリペイドプロセッシングサービス

ブランドプリペイドプロセッシングサービスは、ブランドプリペイドカードの発行・運営に必要なサービスをワンストップで提供するサービスです。ブランド付きのプリペイドカードに対する需要が高まっている背景には、法改正によるクレジットマーケットの冷え込みや海外渡航者の増加があります。また、ネット通販やオンラインゲームでの使い過ぎ防止、カード情報漏えいのリスクヘッジなどを目的に、ネット限定のバーチャルプリペイドカードに対するニーズも増加しています。本サービスを利用すれば、カード会員に多様な選択肢を提供できるようになります。