コラム Column

TISインテックグループ新規事業構想紹介 ~TISのDX戦略と共創の取り組み~

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PAYCIERGEのブランドマーケティング担当です。

2020年12月16日、TISインテックグループ×スタートアップの協業機会創出を目的にオンラインでのイベントが開催されました。
その中でTISはDX戦略と共創の取り組みというテーマで発表しています。
今回はその内容を簡単にご説明していきたいと思います。

●市場の変化(マスニーズからミドルニーズへ)

従来、多くのユーザー(マスニーズ)に対して商品が市場に供給されてきました。
しかし、スマートフォンの普及・ITの進化により、ユーザーのニーズは多様化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の時代が到来しています。DXとは、もはや企業が避けて通る事はできない重要要素であり、TISも日々意識をして活動しています。
 このようにユーザーのニーズがミドルニーズへと多様化し、ユーザー1人ひとりに合ったサービス供給にスピーディーに対応していく為には、やはり「共創」への取り組みが重要だと考えています。

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●社会のデジタル化

社会もデジタル化に向けて動いています。例えばリアル店舗の混雑状況がネット上で確認できたり、今まで紙ベースで行っていた申請手続きの仕組みがネット上で完結する事で窓口に行く必要がなくなる等、現実世界のさまざまな事象がデータとしてアクセスできるようになってきています。
  こういった各サービスに対して強みをもっているスタートアップの事業者様がデジタル化に注力して事業を進めていると認識しています。TIS×自社グループだけではなく、「TIS×スタートアップ」という形でお互い価値を出し合う事で、より高い価値のあるサービスをスピーディーに作り出せると思います。

●Widget配信プラットフォームサービス

このサービスは大手のサービス事業者、金融機関等のプラットフォーマー(スーパーアプリ事業者)と、そこに対して特定領域に強いWidget事業者(ミニアプリ事業者)の双方がビジネス連携しやすくなるサービスです。
Widget事業者の主な利点としては、配信基盤にアプリを載せて頂く事で従来必要不可欠なアプリダウンロードやユーザー利用率を上げるといった施策を行う必要がなくなります。また、決済の仕組みも既に組み込まれている為、スピーディーかつ低コストで事業を立ち上げる事が可能になり、サービスそのものに注力する事ができます。
 このようなサービスをTISは多くのスタートアップの事業者様と拡大していきたいと考えています。
(Widget配信プラットフォームサービスの詳細はコチラ)

◆発表者

 

中村 健 (なかむら けん)

 サービス事業統括本部
 デジタルトランスフォーメーション営業企画ユニット 副ジェネラルマネージャー
 

 

●2020年の振り返り

2020年はコロナ禍で大きく市場が変化しました。よりキャッシュレス化が進み、よりデジタル化が必要になった1年だと肌で感じています。今まで当たり前に行っていた事ができなくなったと感じている人は多いと思います。
改めて思う事は「健康ではないと人間は何もできない。」という事です。健康だからできること、健康だからやりたい事があるのではないでしょうか。今年はオフラインイベントを行う事はできませんでしたが、来年は是非、オフラインイベントも実現できるようコロナが収束する事を願うばかりです。
 2020年のコラムは本日が最後ですが、2021年も気を引き締めて面白い、参考になる内容を提供できるように努めてまいります。今後も引き続き、PAYCIERGEブランドサイトに足を運んでいただけますと幸いです。良い年をお迎えください。

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