コラム Column

第2の壁=技術とコストの壁 (給与デジタル払い3/4)‐決済博士の気になるコラム-第14回

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前回のまとめ


合同企業説明会に参加したキャッシーは、
決済博士とTISの高島さんと昼食へ。
その道の“プロ”高島さんから「給与デジタル払い」導入における
「法令の壁」について、話を聞いた。
第13回_給与デジタル払い 2/4(第1の壁=法令の壁)

レストランでの食事を堪能しながら「給与デジタル払い」の話は続く…

キャッシー
キャッシー

この“オマール海老のパスタ”、すごく美味しい!

TIS 高島
TIS 高島

“霜降り和牛ステーキ”も最高です!

決済博士
決済博士

私の“本日のサービスセット”だって美味しいですぞい!

キャッシー
キャッシー

とってもいいオマール海老が丸ごと入ってるし…

TIS 高島
TIS 高島

たしかに和牛も最高ランクだ。味付けにもプロの技術を感じるし、素材にもコストをかけている…あっ、

キャッシー
キャッシー

どうしたんですか?

TIS 高島
TIS 高島

「給与デジタル払い」導入のもう1つの「壁」とは、ずばり「技術」と「コスト」 なんです!

キャッシー
キャッシー

いきなり解説の続きが始まりましたね(汗)

TIS 高島
TIS 高島

企業が大きな金融システムを導入するには、当然それなりのコストがかかり、また、「IT」と「金融」の双方に関する技術やノウハウも必要です

キャッシー
キャッシー

「給与デジタル払い」のシステム開発って、そんなに大変なんですか?

TIS 高島
TIS 高島

人事給与システムでは銀行振込となっており、銀行は振込フォーマットが標準化されていますが、資金移動業者へチャージする場合は銀行振込と違うのはもちろん、各社でチャージに必要な情報やフォーマットが異なるため、なかなか大変です

TIS 高島
TIS 高島

それにお金に関わるシステムだから、当然のことながら厳重なセキュリティが必要で、これは金融とITの両方のノウハウがないと作れない。さらには人事給与システムを扱う業者と企業側で個別に対応するとコストもかかり……

キャッシー
キャッシー

そんなに大変なら「銀行振込のままでいいや」となっちゃいますよね

TIS 高島
TIS 高島

その通り。だからそれらをまるっと解決する手段のひとつとして私たちTISは「ゲートウェイサービス」を構築しています

キャッシー
キャッシー

ゲートウェイサービス?

TIS 高島
TIS 高島

簡単に言えば、自分の会社の給与システムと資金移動業者を安全でスムーズにつなげて、先ほどのコストと技術の「壁」を壊してくれるサービスです

キャッシー
キャッシー

それは高くないんですか?

TIS 高島
TIS 高島

企業ごとにゼロからシステムを構築するわけではないので、各社が個別に構築するよりもお得にできます。ゲートウェイと言われるものは1つのシステムを複数のお客様に利用してもらうことで、安くご提供できるんです

キャッシー
キャッシー

「お得」っていい響きですね…♡

TIS 高島
TIS 高島

「ゲートウェイサービス」をうまく利用することで、「給与デジタル払い」の導入がさらに進んでいくことが期待できます

キャッシー
キャッシー

でもそれって、将来私たちは銀行口座がいらなくなっちゃうってことですか?

TIS 高島
TIS 高島

鋭い質問です! でも、そんなに単純な話ではないんですよ

キャッシー
キャッシー

難しい話ってことかぁ… じゃあ、そんな話の前にデザートで集中力を高めてイイですか?(笑)

決済博士
決済博士

キャッシー、そこは私に聞きなさい(笑)

登場人物紹介

決済博士

与那嶺 淳(あだ名:決済博士)

大学では長年にわたり商学部の教授を務め、
昨今話題のDX技術や新しい決済の仕組みをずいぶん早くから講義の中で解説しており
学生には”決済博士”として慕われていたが昨年退職。
悠々自適な生活を送りつつも隣に住むキャッシーを気にかけている。

 

キャッシー

木山 祥子 (あだ名:キャッシー )

サークルやバイトに毎日忙しい元気印の大学生。
レジのアルバイトでいろいろな支払い方法があることを知り、
最近お金や決済に興味を持ち始めた。

 

TIS高島

高島 玲

給与デジタル払いのプロフェッショナル。

 

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